Greeting
生産者ご挨拶
生産者の舟橋と申します。
生まれは1960年(昭和35年)1月2日で、すでに半世紀生きてしまいました。
現在お客様のIT業務のお手伝いをする傍ら、農繁期は週2日から3日、冬場は月2日から3日、片道2時間かけて自宅から圃場に通っています。
愛知県岩倉市在住、家内、長女、長男の4人家族です。
こうして毎年無事に米作りをさせていただけるのも、米作りをいちから教えていただいた山田さん、同じく福地に通って米作りをされている酒井さん、小島さん、圃場の地主の鈴村さんをはじめ、地域のみなさんのお陰です。
温かく見守っていただき、ほんとうにありがとうございます。
- 略歴
1982年(昭和57年)3月 東京農業大学卒業 同年4月 住宅資材関連商社入社 1986年(昭和61年)10月 情報処理会社に転職 2007年(平成19年)3月 農業を志し同社退社 個人事業主として顧客IT支援開始 2008年(平成20年)6月 福地ハイランズ 山田さんの許で稲作研修開始 2009年(平成21年)4月 休耕田2枚を耕してはじめての作付け 2009年(平成21年)6月 山田さんの厳しくもあたたかい?研修終了 卒業鍬授与 2011年(平成23年)4月 休耕田1枚開墾 合計3枚 栽培面積は約22aに
- 農業をはじめた動機
万一の食糧危機の際、せめて子供たちの米は何とかしようというのが動機です。
もともと田舎志向で、サラリーマン時代もいずれは農業に従事したいという思いを持ち続けてはいましたが、余暇がほとんど作れず、情報収集もままならない状態で時間だけが過ぎて行きました。
きっかけは、会社を辞めたことです。
幸いなことにお手伝いさせていただけるお客様があり、何とか食べていけるめどが立ったうえ、組織を離れたことで余計なことをしなくなったせいか、時間に余裕ができました。
そこで、農業、経済関係の書籍を皮切りに、マスコミなどには意図的に出されないものを含めてこれはという情報を集め、反対意見を含めて冷静に分析した結果、豊富な食材がスーパーに並ぶこの現状が、実はものすごく危ういことだということを強く実感しました。
とはいうものの何から始めていいのか糸口さえない状況の中、間違っちゃってもいいから一歩前へ!と福地で米作りをされている酒井さんのサイトを探し出し、紹介いただいた専業稲作農家の山田さんをお尋ねした次第です。
昨今の気候変動により、ロシアなどでは穀物の輸出が大幅に減っています。このような状況が進めば、ある日突然食べ物が手にはいりにくくなることだって十分考えられます。そうしたときに、自給率40%ではひとたまりもないですから。