木曽川水系旅足川源流の水と空気が育んだ、無農薬、有機肥料、天日干しの健康なお米です。

2013_Record

栽培記録

プロローグ


一面の雪

ここ八百津町福地は岐阜県美濃地方ですが、標高が高いので平地とは気候が異なります。ほんの15分ほど車で下ったところでは雪など無いのに、ここではプチ銀世界です。今日は何もできませんので、おとなしく帰途に就きます。


小屋


田圃の地主の鈴村さん

田圃の地主鈴村さんです。さすが大工さん、仕事の合間にものの2週間ほどで小屋ができてしまいました。早速自宅で家族に邪険にされている資材を置くことにします。それにしても集成材は全く使わずにすべて無垢、普通に作ったらいくらぐらいなんでしょうか・・・。

鈴村さんの小屋作り

火事


土手の火事

小屋の前の畔を造成していた3月23日の午後、その脇で鈴村さんがカンナくずを燃やしていました。
鈴村さんは自宅の作業小屋で木材を加工し、自分は畔の土を一輪車で運んでいる時、ふと土手を見ると、なんと焚き火が枯れ草に飛び火し、ちょろちょろ燃えかかっているではありませんか!
「やばい!」と二人同時に土手の火をスコップと熊手でたたくものの、折からの強風にあおられ、火は瞬く間に土手の上まで達し、横に進んでいきます。
道路をはさんだ向こうには、この時期カラカラに乾いた枯れ草が折り重なる山があり、そこに燃え移ったら最後、旧福地村全焼になりかねません。
引き続き火の進む先を叩き消す作業を続けますが、土手に大量に積もった枯れ草が強風で物凄い勢いで燃え上がり、手のほどこしようがありません。遠くから見ると、横幅が土手の法面の高さで、長さが3mくらいの火が土手を横に進んでいく中、二人が居る場所だけほんの少し火が無いという状態で、焼け石に水というか、山火事にスコップというか、体力が尽きてきたこともあり、途方にくれようかとその時、たまたま鈴村さんに電話をして事態を知った地元の建設会社の社長さんが消火器を持ってかけつけられ、なんとか火の進行は止まりました。
そのあとすぐに地元の消防団の放水により土手に燻っていた火種は完全に消え、消防署から出動した消防車が到着したときには完全に消火は完了していました。
そのあと消防署員の方から、鈴村さんと自分とが事情聴取を受けましたが、幸いおとがめはなく、一安心するとともに火の恐ろしさを改めて痛感し、大いに反省した次第です。
異常乾燥注意報が出ている風の強い晴れた冬の日に焚き火をするなど問題外ですよね。
今年はどんな一年になるんでしょうか・・・。

田植えの準備


比重1.13の塩水
比重1.13未満の浮いた籾

3月13日
比重1.13の塩水を用意します。


浸種した籾から根が

3月29日
塩水選で晴れて生き残った種籾ちゃんを水に浸して約半月、籾の側面が膨らんできて、赤ちゃんが生まれるように芽が出ます。
俗に芽出しと言われてますが、これ実は根なんです。


専用機[まきっこ]で播種
ほぼ均等に播けた種

4月4日
芽出し後一旦乾燥させた種籾を苗箱(30cm×60cm)に入れた育苗土の上に均等に播きます。
均等に播くって意外とたいへんです。そこで[まきっこ]という道具を使います。



4月14日

播種後10日で芽が

播種から10日、芽が出揃いいました。塩水選をやらないと、こうした時に生育のばらつきが出てしまいます。


田植え直前の苗

5月6日
播種から約一カ月、もう少しで苗として一人前です。


田植え


手植え

今年は小屋のある田圃で手植えをすることにしました。
縦横ともに30cm間隔で植え、[アイガモン]というエンジン駆動の田の草刈り機で雑草を根絶やしにしようという算段ですが、どうなんでしょうか。


田植えの助っ人

助っ人は、自分の長女と、業務支援先の武市さんです。
二人とも何とか4列×45m植えていただきました。


遅霜にやられた苗

残りの部分は約3日かけて一人で手植え、その他の田圃は田植え機を使いました。
途中遅霜に遭い、葉がかれてしまいました。でも稲は強いから大丈夫でしょう。
無事育ちますように。


生育経過

高低差のある3枚の田圃を左から順にならべて、生育度合いを見てみます。
すみませんが、ここから先は現在準備中です。

収穫

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